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アコースティックギターを字義通りに考えれば、二つのタイプに分かれます。
1つはナイロン弦(かつてはガット弦)を用いたいわゆるクラシックギター。そして金属弦を用いたスティールギターです。前者は古典音楽に、後者はポピュラー音楽に使われてきましたが、ここではアコースティックギターは後者のタイプとして記述します。日本ではかつて、マーチンのアコースティックギターは高嶺の花でした。フォークソングに興味がある人ならばなおさらです。
同時にギブソンのギターも存在しましたが、やや灰汁の強い印象を絶えるギブソンに比べ、マーチンのギターはシンプルな美しさを纏っているように感じられました。装飾的な要素が極めて少なく、バリエーションも決して多くはない。しかしそれゆえマーチンと言えば誰でもが000-18などのベーシックなモデルがイメージされたものです。日本で盛んになったフォークソングも、実はアメリカに起源を持つもので、日本の第一世代は高名な歌手が弾き語るそのギターに憧れを持ちました。
ギターテクニックも日本のリスナーの側が研究し、メソッド化しました。相対的に当時の日本人のギターの基本技術は今よりたかったのではないでしょうか。
今は音楽自体が多様化したので2極分化しているようです。それにしてもマーチンのギターはアメリカポピュラー音楽史を確実に支える、陰の功労者といえます。