この仕事をやっていると、お客様と楽器の話で盛り上がることがよくあります。お互い楽器が好きなので、楽器の思い出や自慢話など、話題に事欠くことはありません。ただ、楽器が好きだからこそ、やはりお客様も査定にはシビア。そのなかでいかに満足いただくか、査定員としての力が問われる瞬間です。
楽器買取の難しい点は、査定時に全てのパーツを分解したり、十分な時間をかけることが基本的にはできないことです。限られた時間の中で、適正な価格を提示するには、毎日の勉強と経験が必要です。その反面、満足いただけた際には、とてもやりがいを感じられます。
また、楽器はお譲り頂いてからが本番です。クリーニングはもちろん、チューニングを行い、交換が必要なパーツは交換し、はじめて次のオーナー様に手渡せます。裏方の作業ですが、査定だけではなく、高いメンテナンスの知識も、楽器買取では求められます。
私自身も学生の頃から音楽を続けています。楽器が好きだからこそできるお客様目線で、買取、次のオーナー様への「リユース」を実践していきたいと考えています。